みなさんにも座敷わらしの幸運が訪れるように、なんとか撮影したくて、両手を広げたまま座敷わらしちゃんを集めていました。

それから私は歌が唄いたくなり、「うさぎ追いし、かの山~、小鮒釣りし、かの川~」となぜか童謡の故郷を口ずさんでいました。
友人もわらしちゃんも一緒に大合唱。
お部屋にあったゴムボールを投げたり、吊してあるモビールを回してみたり、たくさん遊びました。
気がつくと外が明るくなっていて、遊び疲れた私達はまた眠っていました。
次に目が覚めたのは朝7時。
夜中よりは少なくなっていたけれど、わらしちゃん達はまだ部屋に居てくれました。

8時に朝食を食べに食堂に降りて行き、撮影した写真を女将さん達に見せて、昨夜の出来事を話したら、「こんなにたくさん、わらしちゃん達が遊びに来てくれたんですね、すごいですね」と言っていました。
他の部屋に泊まった友人は、誰かがいる気配がして窓の方を見たら、
カーテンが不自然に揺れていて、恐くて電気をつけたまま寝たと言っていました。
私達の他に1組のご夫婦が宿泊されていたのですが、もう7~8回こちらに泊まりに来ているのに、まだ1度も座敷わらしちゃんに逢った事がなく、不思議な経験も何もないそうです。
お部屋をカメラで撮影したりもしていたそうですが、何も写ってないので、今回はカメラも持って来なかったそうです。
昨夜の私達の部屋の騒ぎも、全く気付かなかったと言っていました。
私達の写真を見て、またデジカメ持って来ようと話していました。
朝食を済ませてお部屋に戻っても、わらしちゃんは居てくれました。
また私がボールを投げると、こんなに反応してくれます。

帰る準備をしてチェックアウトをする時、女将さんが「わらしちゃんが何体かついて行きますね、またいらして下さい」と笑って言ってくれました。